その22(心臓病とこころの関係)
心臓は、内臓器官の中心ですから、
心の中心部分と密接な関係があります。
心の中心部分というと少しわかりにくいですが、
ひとことでいうと、活力やバイタリティのことです。
心臓病は心臓に過大な負荷がかかって起こります。
しかし、物理的な負荷というよりも、
多くは、精神的な負荷、ストレスが原因で起きます。
その原因になるストレスには、
いったいどんなものがあるのでしょうか。
その代表は「時間との闘い」という過大な負荷です。
これが心臓が持つ、独自のペースをゆさぶり苦しめます。
他では、家庭の中に何らかの心配があるときに、
心臓病を起こしやすいといわれています。
このように、
心臓は時間との競争や継続する心配事などの、
負荷に耐えきれずに調子を崩していくのです。
もちろん、
これらのストレスを受けやすいタイプと、
そうでないタイプのひとがいます。
心臓病になりやすい心の傾向性には、
「取り越し苦労タイプ」と「不安神経症タイプ」があります。
心臓病の予防は、心の持ち方を変えるなどの方法が有効ですが、
心臓病になってしまうと、自力で治すことは困難なようです。
また、心臓にとって一番悪いのは
「ドキッ」とさせることなので、
家族やまわりのひとが明るく朗らかな環境をつくって、
少しでも本人の心配や不安を減らしていき、
本人の心の重荷を軽くしてあげることが重要なようです。
そのほかでは、本人に複数の悩みをもたせないことや、
具体的にひとつひとつ解決の道筋が目に見えてくると、
心配や不安が少なくなり、心が軽くなっていくようです。
あと、野菜などから鉄分を補給すると、
精神状態に好影響があるのだそうです。
最後に、心臓病にならないように予防するには、
未来に対してポジティブになり夢と希望をいだくことです。
そして、常に追い立てられるような、
ストレスの濁流に身を置かないことが大事で、
できれば自分のペースで事を運べるような環境を選んで下さい。
【ポイント】
心臓に悪いのは、ドキッとすることが多い環境や、
長期間、時間に追い立てられること。
「取り越し苦労タイプ」や「不安神経症タイプ」のひとは、
できれば、そういう環境に身を置かないこと。
