(肩こりの真相7つのタイプ)第7話
今週は(2)顎(あご)胸郭(きょうかく)が原因の肩こりです。
あごの関節は顎(がく)関節といい、左右の耳の前下方にあります。
口を開けるときには、あごの骨が下方に動きますが、
同時に頭骨は上に動くというしくみになっています。
これは第3頸椎が支点となることで、
口が上下に開くようになっているからです。
この支点になる第3頸椎付近に異常が発生すれば
片方の唇を噛んだり、開口時にあごにポキッと音がする、
口が開けにくいなどの症状が出ます。
これらの症状は永らくあごの問題だと考えられていましたが、
実際は首が絡んでいることがわかってきました。
症状はあごの張りや違和感とともに
頸椎にかかるストレスで首の後ろから前までがコリます。
あごの異常が発生する原因は、片方の奥歯で噛む習慣や歯科診療、
美容院でのバックシャンプーなどの不良姿勢で起こります。
つぎは胸郭(きょうかく)の話です。
首の付け根は胸郭の影響が強く出ます。
胸郭(きょうかく)というのは胸から背中をひっくるめた部分で
肋骨と胸椎という背骨などでできている殻のことです。
この中に肺や心臓などの重要な臓器が入っており、
胸郭は呼吸とともに動いています。
胸郭の障害でこるところは
俗に肩引きといわれるあたりの肩甲骨の内側です。
症状は、前の方では胸から首筋の前、あるいは横にかけてこり、
首のつけ根がつまったようで息苦しく感じることもあります。
原因はからだを捻ったままの長時間作業、
前かがみの姿勢や横寝の習慣、両手をうえに上げて寝る習慣などの
胸郭にムリのある不良姿勢、あとは背骨の変形ぐらいでしょうか。

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