第10話 -心の健康-5-
「プラスの想いを実現しよう」
前回は、「家庭調和」について考えました。
今回は心の健康に重要なキーワードの5番目、
「プラスの想いを実現しよう」というお話です。
(想い続けると現象化する)
心の法則の一つに「想い続けると現象化する」というのがあります。
これは、みなさまも日常よく体験されていることでしょう。
たとえば、病気の心配ばかりしていると病気を呼び込んだり、
風邪ひきになるのではないかと恐れていると風邪ひきになる
ということが実際あります。
この健康法を続けると健康になると想っていると健康になる、
この習慣のお陰で元気なんだと想っていれば、そのようになる
ということも多々あります。
ここで大事なのは、
「想い続けると現象化する」というのは、
プラス方向にもマイナス方向にも働くということです。
それも、そのひとの自由意思でコントロールできるのです。
どちらが損でどちらが徳かは、言うまでもありません。
だからこそ、日常持っているイメージが大切なのです。
健康のイメージを持っているか。病気のイメージを持っているか。
明るいイメージを持っているか。暗いイメージを持っているか。
極端にいえば、ふたつにひとつで、とてもシンプルです。
(プラスのイメージを持ち続ける)
ですから、プラスのイメージを持てばよいのです。
とはいえ、過去の記憶があるのでそう想えないこともあるでしょう。
では、どうやったらプラスのイメージを持てるのでしょうか。
そのためには、過去から引きずっている
マイナスのイメージを消してやる必要があります。
たとえば、わたしは今まで35年間ずぅーっと花粉症です。
そうすると、そのイメージが染みついていますから、
花粉症で苦しんでいる自分しか考えられなくなるのです。
花粉と聞いただけで、恐怖心が湧き起こってしまい、
どんどん花粉症を引き込んでいくことになっていきます。
そして重度の花粉症の患者というイメージが固まります。
これを治そうとするのは容易なことではありません。
しかし、無理やり可能だと考えました。
原因結果の法則からいえば、
花粉症に親和性のある生活をしていたことが原因だから、
それを消し込んでやればよいはずです。
具体的には、食生活の見直しからはじめました。
過食にならないように注意し、
肉や乳製品、タバコをやめたり、アルコールを減らし、
和食中心にするなど腸内環境を整える努力をしました。
治りはしませんが、間違いなく症状は緩和されました。
そうこうするうちに、ひょっとしたら「治るかも知れない」
と想えるようになってきました。
今までは、全く考えられませんでしたが、
ようやく治って元気な自分をイメージ出来るようになりました。
これが確信に変わると治るはずです。もう少しです。
現状では8割方良くなっています。
また、一度治ってしまうと自信ができますから、
花粉症のことなどは忘れてしまい、
ますますプラスのイメージになっていくことでしょう。
このように過去の記憶が支配していることが問題なのです。
過去のつらい記憶を消すことはできないので、
悪しき記憶を打ち破るくさびを打ち込むしか方法はありません。
マイナスのイメージより多くのプラスのイメージを持つことです。
これは、過去の間違いを改め、正しい種を植えることです。
悪しきこころのイメージをもつという習慣を改め、
良いこころのイメージをくり返し植え付けていく努力がいります。
このくり返しというところがポイントでしょう。
そして、プラスイメージがマイナスイメージを駆逐したときに、
時にゆっくりと、あるいは劇的に現象が変わります。
(イメージを持続するコツは実践すること)
そうはいっても、言葉でいうのは簡単ですが、
実際にイメージを変えるのは難しいのが現実です。
そこで、どうしても必要になるのが、実践です。
口で言っているだけのうちは、イメージは変わっていません。
お題目を唱えているだけと同じで上辺だけだからです。
たとえば、先ほどの花粉症で言えば、
食生活を改善してみるということが必要になってきます。
それなくして、過去をふり返った効果はありませんし、
それなくして、良い種を植えることができないからです。
あせらず、怖がらず、嘆かず、落ち込まずに、
改めるべきことは改め、黙々とやるべきことをやる。
これしかありません。
そして、やっているうちに、
必ず光明が見える時が来ますますから、
それをてこに、悪いイメージを消し込み、
良きイメージをさらにふくらませて、
イメージの逆転が起こす必要があります。
こうなれば、しめたものです。
あとは、不幸感覚も徐々に消えゆき、
時に感謝の思いが湧いてくるでしょうし、
それを超えれば、ひとのためにという利他の心も生まれてきます。
そうすれば、良いイメージが良い結果を招く
という好循環が生まれますので、ますます好ましい現実が現れます。
だからこそ、明るいこころと前向きな行動が必要なのでしょう。
今回は、書きながら反省、いや反省しながら書いています。
【ポイント】
想い続けると実現するのだから、
ひとにとっても自分にとっても良い想いを持つことが大切。
そして、行動に移すことでイメージが固まり現実となる。
