姿勢が原因の肩こり -1-
このタイプの肩こりは、一番オーソドックスな肩こりで、
現在の肩こり常識の主な原因にもなっています。
あまり紹介されていない視点を中心に説明していきます。
姿勢が原因の肩こりというのは、
ご存じのように座っている姿勢や寝ている姿勢、
それ自体が原因となって起こる肩こりです。
さっそく例を挙げて考えてみましょう。
パソコンに向かって前屈みの姿勢で座る。
仰向けまたはうつ伏せに寝た姿勢で本を読む。
横寝の姿勢でテレビを見るなど。
このようにバランスを欠いた姿勢で長時間、
または短時間でも毎日の定番姿勢となり、
クセにまでなると、慢性的な肩こりを起こします。
もちろん運動不足のひとは、
いろいろな意味で肩こりになりやすいですが、
運動不足でなくても、
このような習慣姿勢は肩こりを引き起こします。
では、なぜ姿勢が肩こりを引き起こすのかということですが、
その理由は筋肉の疲労にあります。
ふつう、筋肉が縮むとき、
末梢方向から血液を誘い入れた結果ふくらみ、
そして中枢側へ血液を絞り出して伸びるときに、
細くなるということを繰り返しています。
主要な筋肉の形はハート形で心臓方向へ開いており、
形状ポンプといって、その形自体がポンプの役目をしています。
このように筋肉が縮んだり伸びたりすると、
血液が心臓方向に向かって押し出され、
自動的に入れ替わるようにできています。
それが、上記のような姿勢でほとんど動かずにいると、
このポンプの効率が悪くなるのです。
その結果、血行が悪くなり疲労を呼び込むという、
まさに悪循環に陥ってしまうのです。
一定の緊張状態で動かずにいると、
筋肉は姿勢保持のために、
常に収縮の微調整を強いられるのです。
日常行うラジオ体操などを思い描いて下さい。
全身を使っての関節の曲げ伸ばしなどリズミカルに行うのは、
けっこう楽ですよね。
一方、途中で動きを止めたり、ゆっくりと動かすのは、
微調整しなければ姿勢が崩れるので難しく、とても疲れます。
【ポイント】
リラックスせずにじっとしているのは、とても疲れる。
理由は、筋肉が姿勢を守るために微調整しているから。
筋肉は心臓行きのポンプなので、
伸び縮みさせてポンプを働かせてやる必要がある。

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