ひきつづき(3型)肩こりについてお話します。
前回は、むちうち損傷からの肩こりを説明しました。
今回は、寝ちがいによる肩こりについてお話しします。
寝ちがいというのは、
「朝起きたら突然、首に痛みが走る、動かせない」
といった首の痛みのことをいいます。
朝起きたとき以外でも、
何かの弾みで起こすことがあります。
一般的には、
首から肩にかけての
筋肉や靱帯の痛みと考える専門家と、
椎間関節といって首の骨をつないでいる
関節の痛みだという専門家に意見が分かれます。
ともにX線検査やMRI検査では
異常がみられないというのは同じです。
では、実際はどうかというと、
軽いものは、筋肉のコムラガエリです。
筋肉だけを痛めたものは、
こじらさないかぎり、治療しなくても治ります。
軽いものは、ほっておいても治りますが、
少し程度がきついものは、
筋肉をほぐしても、牽引しても治らずに、
むしろ悪くなることすらあるのです。
1日たっても治る気配がない場合は、
前回お話しした、むちうち損傷と同じように
椎間関節の障害だと考えていいでしょう。
日常、治療の対象となるのは
ほとんど、関節の障害をともなっています。
たしかに、不自然な姿勢で寝ていた時などに
おこすことが多いので、
一見筋肉の障害のように見えます。
しかし、多くの場合、首の関節の検査をしてみると、
明らかに異常が出るのです。
そして、関節の位置関係が元どおりになれば、
炎症症状がない限り、一瞬で治ります。
関節を痛めたうえに、
筋肉や靱帯まで痛めている場合もありますが
そんなキツイ寝ちがいは少ないです。
障害の程度は、
むちうち外傷よりも、軽い場合がほとんどです。
また、過去に首の関節を痛めた経験がある人は、
それが完全に治っておらずに肩こりになり、
寝ちがいを起こしていることもあります。
ひんぱんに寝ちがいがおきる肩こりは、
首の関節に障害があるのは当然のこと、
背骨から骨盤にまで問題がある可能性すらあります。
【ポイント】
よく寝ちがいがおきる肩こりは、首の関節の障害

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