(肩こりにもつながる腰痛の話)
第27話『夏型腰痛の解消法自力編』
前回は夏型腰痛の症状についてでした。
今回は、夏型腰痛の解消法についてお話ししましょう。
(2種類の夏型腰痛)
夏型腰痛は2種類あります。
Aタイプ、背中から腰までが板状に硬くなるタイプ。
原因は寒暖の激しい変化による頭頚部のうつ熱と自律神経の疲労です。
Bタイプ、背中から腰までがむくんで膨張するタイプ。
原因は歩行不足による骨盤の「ゆるみ腰」と腎臓の疲労です。
A.Bの合併タイプ、2~3割は存在しています。
以上、統計データがあるわけではなく臨床観察による主観です。
(夏型腰痛の解消法)
つぎに、これらの腰痛の解消法を考えてみましょう。
解消法は、A.Bの両タイプに効く方法と、
A.Bのそれぞれに対する方法とに分かれます。
(自力による方法)
まず、自分ひとりでできる解消法からいきましょうか。
簡単にできる順に簡単に説明します。
★A.Bの両タイプに効く方法。
・クエン酸療法
クエン酸は、夏場の疲労回復にはとても効果があります。
これは、クエン酸結晶を水で薄めるなどして飲む方法です。
柑橘類や梅干しの酸っぱさの成分で、
細胞内のクエン酸回路を活性化させる作用があります。
もう30年ほど使っていますし、
周りの多くの方に使って頂いているので間違いありません。
注意点は、胃が弱っている人には使いにくいことと、
利尿作用が強く、水をふだんより多めに取る必要があることです。
バックナンバー参照
http://buffaloes.at.webry.info/200708/article_1.html
・自律神経体操
この体操は、
立位で背骨を中心に身体を回転させて自律神経を調整する方法です。
脚を肩幅に開き、背骨を軸にして、ゆっくりと身体を回転させます。
反動はつけずに、身体がほぐれリラックスできるまで行います。
左右往復2秒ほどのペースで3分ほど行えば、
背中の筋肉や関節がゆるみ柔らかくなります。
この単調な体操をだらだらと3分すれば、
副交感神経優位となりますので、
神経が立っていて不眠の時にも有効な方法です。
注意点は、副交感神経優位の場合は効果がないことです。
・歩行療法
自律神経の調整はもとより、精神安定や血行促進、
筋、関節の強化や内蔵の機能改善など様々な効果があります。
40分以上のノンストップ歩行を行うことで、
これらの効果を最大限に引き出すことができます。
注意点は、ふだん歩かないひとは、
いきなり40分はきつく疲労が出ますので、
段階的に時間を増やす必要があります。
バックナンバー参照
http://buffaloes.at.webry.info/200702/article_2.html
★Aタイプに効く方法。
・頭部冷却療法
「冷えのぼせ」がある場合は、
頭部や頚部のうつ熱症になることがあります。
つまり、足は冷えて頭に熱がこもっている状態です。
頭部冷却療法は、頭や首、場合によっては背中まで、
溜まっている熱を抜き、機能を正常化する方法です。
方法は、いたって簡単、大きめの氷枕に氷水を入れ、
熱交換の原理で、局所に溜まっている熱を抜きます。
やって気持ちいいと感じているうちは、続けます。
注意点は、足を冷やさないように温めることです。
バックナンバー参照
http://buffaloes.at.webry.info/200707/article_5.html
★Bタイプに効く方法。
・半身浴
半身浴は、ややぬるめのお風呂に腰上まで浸かる方法です。
前述のクエン酸や天然塩を適量浴槽に入れると、
お湯の温度がぬるめでも、よく暖まります。
次回は、代替医療など他力を使う解消法について、
解説しますので、お楽しみに。
--【ポイント】----------------
夏型腰痛は、軽度であれば自分で治すことができる。
------------------------

コメント