第5話『姿勢タイプの肩・首こり解消法』
以前書いた内容とできるだけ重複しないように
補足中心で書いていますので旧版も合わせてご覧下さい。
〈参照 姿勢が原因の肩こり〉所長の引き出しより
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2008/09/post-2587.html
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2008/09/post-01bc.html
(座った不良姿勢の解消法)
座位で代表的な肩・首こりを引き起こす姿勢は、
背中を丸め、頭が前方に出たパソコン姿勢でした。
この姿勢が原因の肩・首こり解消には、
座る姿勢を正すことしか根本的な方法はありません。
●良いパソコン姿勢
http://www.kenkokagaku.com/katakorichui.html
この良いパソコン姿勢図は日本眼科医学会が作成したものです。
この図のように、まず椅子に深く座ります。
そして軽く背もたれを利用して背中が丸くならないようにします。
この時、骨盤を起こし、背骨全体がリラックスしたまま伸びるようにします。
ひざの角度は90度以上とし、足の裏全体が床面にピッタリつくようにします。
イスが高すぎると踵が浮く場合がありますが、
この場合はスリッパなどで高さを埋めるか、足置き台を置いて下さい。
肘の曲げ角は90度以上にしてください。
机に対して高すぎるイスの場合は、
肘が浮くようになり腕の重みで疲れやすくなります。
逆に、机に対して低すぎるイスの場合は、
肘で支えるような格好になり、リラックス出来ません。
パソコン画面と眼の距離は45cm~50cmぐらい取り、
20度ぐらい目線を下げるぐらいが理想的です。
この角度が大きくなると、
頭が前方に出て首が前傾し重心線からずれますので疲れます。
これがパソコンでなくて、
受験勉強や事務仕事でも似たような姿勢になります。
上の姿勢が最適ですが、
背中が丸くなるクセがある方には、
姿勢が良くなる座板というのがあります。
これは、やや前傾した座板で、
骨盤を起こし姿勢を良くするための補助具として最適です。
また、尾骨が当たる部分がくり抜かれているのが特徴です。
後ろがくり抜かれている理由は、
尾骨・仙骨が自動的に行う運動を妨げないようにするためです。
この尾骨・仙骨のうなづき運動は、脳脊髄液のポンプです。
尾骨・仙骨を押さえつけないので脳脊髄液の循環が良くなり、
能率が落ちずに頭がハッキリするという効果があります。
ただし、イスの座面が高くなるので注意が必要です。
●姿勢が良くなる座板
http://www.kenkokagaku.com/coksis.html
(寝た不良姿勢の解消法)
寝た悪い姿勢には、高い枕で寝る姿勢があります。
これは、段階的に枕の高さを下げていく必要があります。
急に高さを下げると、逆効果になりかねません。
できることなら、中味のそば殻やビーズ量を
数段階に分けて減らしていくのが無難です。
こうすることによって、起きたときの姿勢も徐々に改善し、
姿勢により起きた肩こりがましになります。
また、高さの話からはずれますが、
低反発枕などで密度の高い重い枕は、
頭の熱の発散を妨げ、りリラックスしにくいので、
高温多湿の地域にお住まいの方には向きません。
首に優しい枕もあります。
ヘチマのように穴ぼこだらけで空気の通りが良い枕です。
重さもとても軽く、理想的なタッチで首を支えてくれます。
首の治療が必要なクライアントに使ってもらっていますが好評です。
理学博士・医学博士が作った枕というのも頷けます。
仰向けで寝るタイプと横寝も併用するタイプの2種類あります。
●首の姿勢が良くなる枕
http://www.kenkokagaku.com/medikapirou.html
(肘枕をついた横寝解消法)
肘枕による一方向の横寝も悪い姿勢ですが、
たいていは、テレビを見たりするのが目的で
この姿勢になるのですから根本的に見直してみるのもいいでしょう。
理想は、この姿勢をきっぱり止めることです。
それが無理なら、左下、右下という具合に、
横寝の姿勢をたびたび変えてやることです。
(うつぶせの不良姿勢解消法)
うつぶせで本を読む姿勢も悪い姿勢です。
肩もこりますが、背中や腰の筋肉や関節もとても疲れますので、
ぎっくり腰の原因にもなります。
この姿勢は、止めるのが一番です。
机に座って本を読み、寝るときは寝るというという手もあります。
もし、どうしてもしたいのなら10分程度に抑えて下さい。
(日常の姿勢を見直してみましょう)
これを機会に、
他人事と思わずに、
日常から肩こりの原因になっている姿勢がないか点検してみて下さい。
自分でも、ハッとする姿勢に気づくこともありますから。
原因の姿勢が分かり、そのクセを無くすことができたら、
自然治癒する場合もあります。
やや変形して見える場合などは治りにくいので、、
積極的に良い姿勢に矯正してやる必要があります。
まず自分で行うべきは、歩行療法です。
毎度おなじみ、40分の連続歩行だけでも、
姿勢による肩こりの何割かは自動的に治っていきます。
次回は、姿勢による肩こりを治す歩行療法と体操療法、
姿勢を直す治療について説明する予定です。
--【今回のポイント】--------------
特有の姿勢のクセがないか日常生活の中で点検すること。
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肩こりの真相 「所長の引き出しより」
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/cat3643340/index.html

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