頑固な肩・首こり解消法
肩こり分類の図 (岡田による)
http://www.kenkokagaku.com/katakori.html
〈参照 姿勢が原因の肩こり〉所長の引き出しより
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2008/09/post-2587.html
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2008/09/post-01bc.html
前回は、姿勢による肩こりを治す歩行・体操療法や治療法でした。
今回は応用歩行のノルディックウォーキングをご紹介します。
第7話『ノルディックウォーキング』
(歩行療法の弱点を補う可能性あり)
前回説明したように、
姿勢タイプの肩・首こりに効く歩き方は、
親指を立てて肘を直角以上に曲げたまま腕を前後に振り、
肩甲骨を意識しながら肘を後ろにしっかりと引くことですが、
他にも良い歩行の方法があるのでご紹介します。
(ノルディックウォーキングについて)
それが、ノルディックウォーキングです。
あるクライアントから紹介され、
ピンときたので早速書籍2冊を読み、
道具であるウォーキングポールを購入しました。
このウォーキングポールというのは、
スキーのストックを連想させる杖状の道具です。
ノルディックウォーキングは、
このウォーキングポールを両手に持ちながら、
手足を使って四肢でウォーキングする方法です。
1997年フィンランドで提唱され正式に始まりました。
その後、あっという間に世界中に広がっているようです。
日本でも、今後急速に普及する可能性があります。
日本ノルディックフィットネス協会(JNFA)
http://japan.nordicwalking.com/
(その効果は)
1.フィットネス効果
ひざ関節や腰に負担をかけず、しかもエネルギー消費量が上昇するので、
フィットネス効果は充分期待されます。
2.メタボリックシンドローム対策
メタボリックシンドロームの予防と治療に最適。
3.シニア・介護予防に
ポールは杖として転倒予防やリハビリに使えます。
4.ロハスに
持続可能な健康的なライフスタイルが作れます。
・心拍数は、同じペースの普通の歩行に比べ24%の上昇。
・エネルギー消費量は21%の上昇。
・筋肉の動き、負荷の変化は、普通のウォーキングに比べ
上肢の上腕三頭筋で587%増。僧帽筋で125%増。
下肢のハムストリングスで146%増と、これらの筋肉をよく使っています。
一方、下肢の大腿四頭筋、前頸骨筋、ヒラメ筋は負担が軽減されます。
『ノルディックウォーキングのススメ』松谷之義著より。
http://www.gyosei.co.jp/home/books/book_detail.html?gc=5107230-00-000
(実際に行ってみて)
現在、夫婦でポールをもって週3回ほど40分の歩行を行っています。
やってみてまず実感するのは、
いつもやっている歩行療法より息がはずむことです。
そして、手の力が加わっていることで、
自然と歩幅が広くなりスピードが上がることです。
家内は、一昨年発症の深部静脈血栓の既往がありますので、
通常の歩行でスピードを上げようとすると脚が痛みます。
ところが、ノルディックウォーキングでスピードが上がっても、
持ちこたえることが出来るのです。
これは、手の力で脚力を助けているから可能になるのです。
このように、脚力の低下分を腕力で補えるメリットがあります。
この特徴を利用すれば、
たとえば、高齢者で脚力が少し弱っている方に使えます。
杖代わりになり、姿勢も安定するので、転倒予防にもなります。
安全で無理なく行えるシニア層の体力アップ法といえます。
そして、普通の歩行に比べ心拍数が増えますから、
心臓のリハビリにも使えますし、心肺機能の強化につながります。
(進化した歩行療法の可能性大)
私は同世代の中では平均以上の体力がありますが、
ノルディックウォーキングは面白いと感じました。
1点目は心肺機能についてです。
歩行療法では、速歩でも心拍数が100程度にしか上がらないので、
心肺機能を強化するためにはジョギング・ランニングが必要になります。
しかし、ウォーキングポールを持って歩くと、
心拍数は120ぐらいまで上がりますので、
ランニングしなくても心肺機能の強化は可能になるのです。
2点目は上肢の筋肉についてです。
歩行だけでは腕を振っても上肢の筋力は落ちます。
ですから、ダンベルや腕立て伏せ、懸垂などの筋トレが欠かせないのです。
それらに対してもノルディックウォーキングは優れています。
肩周りや上腕三頭筋をしっかり使いますし、
ポールを握っていますので前腕の筋力も低下しにくいのです。
つまり、より効率の良い歩行療法が行える可能性が高いのです。
その他、骨盤にも良い影響がある可能性が高いです。
姿勢が原因の肩・首こりに対し、
ノルディックウォーキングはある程度の効果がありそうです。
しかし、その理論やデータには納得していますが、
まだ実践しだして日が浅いので、あまり確信めいたことはいえません。
今後、最低6ヶ月間継続したところで、
再度ノルディックウォーキングについて検討してみます。
--【今回のポイント】--------------
ノルディックウォーキングは歩行療法を超える可能性がある。
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肩こりの真相 「所長の引き出しより」
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/cat3643340/index.html
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