頑固な肩・首こり解消法
肩こり分類の図 (岡田による)
http://www.kenkokagaku.com/katakori.html
前回は、応用歩行のノルディックウォーキングを紹介しました。
今回からは「頚椎・顎タイプの肩・首こり」について解説します。
第8話『頚椎・顎タイプの肩・首こり』
(このタイプの肩・首こりとは)
頚椎や顎関節の障害が原因で起こる肩・首こりのことです。
以前の分類では、これに胸郭の障害も加えていましたが、
説明が少しややこしくなるので、分けることにしました。
このタイプの肩・首こりの具体例としては、
・むちうち損傷後、特に慢性化症状としての肩・首こり、
・肩・首の寝違い損傷後に起こる肩・首のこり、
・顎関節症など顎関節の障害にともなう肩・首こり、
・ストレートネック(頚椎カーブの減少症)などがあります。
(このタイプの肩・首こりの特徴は)
これらの共通項は、首の障害があることです。
それも筋肉など軟部組織の障害ではなく、
頚椎の椎間関節に障害があることです。
・むちうち損傷後、特に慢性化症状
むちうち損傷の場合、ごく軽度のものを除くと、
すべて頚椎の障害を引き起こします。
特に上位頚椎の椎間関節にトラブルが起きます。
強い衝撃があった場合は下位頚椎も傷害します。
そして、受傷後の時間の経過とともに慢性化します。
その結果が肩・首こりの誕生です。
むちうち関連の肩こり
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2008/09/post-2381.html
・肩や首の寝違い損傷後
偏った姿勢で眠った後などに起こるのが寝違いですが、
ごく軽い症状の場合は、筋肉のこむら返りなので、
筋肉をほぐし、しばらくすれば自動的に治ります。
しかし、1日経過しても治らない場合は、
関節のトラブルが発生していると考えてください。
これもほとんどが椎間関節のトラブルです。
そして、整復することなく関節の状態が慢性化すると、
新たな肩・首こりが発生します。
寝違いによる肩こり
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2008/09/post-325a.html
・顎関節症など顎関節の障害
顎関節症というのは、顎が痛くて口が開けにくくなりますが、
その原因は、不適切な歯科治療や頚椎の椎間関節の障害です。
特に、第3頚椎の椎間関節障害が発生すると、顎関節に影響大です。
そして、顎関節、椎間関節の障害が慢性化すると、
それが原因の肩・首こりが発生します。
顎が原因の肩こり
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2008/09/2-6321.html
・ストレートネック
ストレートネックは頚椎の生理的湾曲が減少した状態です。
うつぶせ寝や高枕、前屈みの姿勢などが原因といわれますが、
ストレートネックになると、首の後ろ側の筋肉が張ります。
そして、慢性の肩・首こりとなるわけですが、
頚椎の椎間関節がしっかりかみ合っていないことが問題で、
それが原因で筋肉も慢性的に張り肩・首こり症となります。
次回は、解消法について解説します。
--【今回のポイント】--------------
このタイプの肩・首こりは、頚椎をはじめ
全身の関節を正常化する治療や体操、運動法などが欠かせない。
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肩こりの真相 「所長の引き出しより」
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