肩こり分類の図 (岡田による)
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前回は『胸郭タイプの肩・首こり』の解説でした。
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2009/08/post-aef5.html
今回は、自力による解消法です。
第12話『胸郭タイプの肩こり解消法』
(胸郭タイプの肩・首こりの原因)
・胸郭拡張症
・肩甲骨の可動障害
・胸・背中の関節の潤滑不全
(自力による解消法)
・胸郭拡張症の場合
解消法はというと、いろいろありますが、
運動強度の高い順に例を挙げていきましょう。
まず、水泳、ランニング、トランポリンなどの全身運動があります。
ただし、ちょっとやったぐらいでは効果は期待できません。
一概に、どのぐらいとはいえませんが、遠泳や長距離走を
継続して行えば、改善されるはずです。
太極拳、気功、ヨガ、コーラスなどの全身運動は、
腹式呼吸法を使いますので息を吐ききる訓練をやればやるほどに
胸郭は柔軟になり機能は改善します。
歩行療法(40分歩行)、瞑想法は、
腹式呼吸を取り入れていますので、
しっかり息を吐ききるように意識することで改善します。
歩行療法でのやり方は、
ほっぺたを膨らませ、口をすぼめてラッパを吹くように吐きます。
これを数百メートルに1回の割合で行います。
・肩甲骨の可動障害
水泳は腕を大きく動かしますので特に効果があります。
ジムでの筋トレの場合は、傷めるリスクがありますので
行う場合は適切なトレーナーの助言が欠かせません。
ランニング、トランポリンなどは
腕を使う割合が低いのであまり高い効果が得られません。
それよりも、手の位置を変えながらの深い腕立て伏せ、
鉄棒での懸垂やぶらさがりは、肩甲骨が良く動きますので効きます。
太極拳、ヨガなどは、腕を大きく使いますし、
ゆっくり動かしますので傷める危険が少なく安全です。
また、肩甲骨と肋骨の関係が矯正される機会が多くありますし、
腹式呼吸法によって胸郭が柔軟になることはプラスです。
歩行療法(40分歩行)は、腕を振るので効果があります。
コツは、肘を直角に曲げ、腕をしっかり後ろに引くことです。
この動作をくり返し行うことで肩甲骨や胸郭を矯正します。
・胸・背中の関節の潤滑不全
肩甲骨の可動障害の場合と少し似ていますが、
水泳は腕を使いながら全身を動かしますので効果があります。
泳ぐ方向がどちらかに偏らないように注意しましょう。
ジムでの筋トレの場合は、傷めるリスクが高いので出来るだけ避け、
スタジオで行う柔軟性を高める全身運動系統の方がよいでしょう。
ランニング、トランポリンなどは
全身の矯正力がありますので胸・背中の関節にも効果があります。
強度は弱くてもいいですから、15分以上継続して行ってください。
手の位置を変えながらの深い腕立て伏せやストレッチポールエクササイズ、
鉄棒での懸垂やぶらさがりは、各関節の柔軟性を高め有効です。
太極拳、ヨガなどは、肩甲骨と肋骨の関係が矯正されますし、
胸や背中の捻りや曲げ伸ばしが豊富なので各関節の潤滑不全を改善します。
腹式呼吸法によって胸郭が柔軟になることもプラスに働きます。
歩行療法(40分歩行)は、骨盤の動きを改善させ、
同時に背骨に揺らぎをもたらすことで、脊柱を穏やかに矯正し、
胸郭や肩甲骨の動きをも改善させます。
歩き方のコツは、骨盤が前に歩いていく感じ、骨盤主導での歩行です。
(まとめ)
胸郭まわりの障害は、病院やクリニックではあまり相手にされないし、
それと気づいてももらえないことが多いのですが、
現実に胸郭周りの障害を持つ方は存在します。
なぜ、そう言えるかというと、対応した治療をすると治るからです。
今回の自力による方法は、治療の補助としてアドバイスしていますが、
もし、診断が正しければ、上の方法でも治ることは可能だと思います。
--【今回のポイント】--------------
胸郭タイプの肩・首こりは診断さえ正しければ自分で治せる。
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頑固な肩こり解消法「所長の引き出しより」
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