『人生の5つの秘密 第3の秘密』
前回は第2の秘密から学びました。
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2009/09/post-54d0.html
今回は第3の秘密を取り上げます。
(第2の秘密実践からの学び)
前回、第2の秘密の4つの質問を実践している途中で、
またまた気づきを得ることができました。
悔いのない人生を生きるために「何が間違っていたか」に気づきました。
それは「間違ったプライド」についてです。
間違ったプライドとは、威張りたい、ちやほやされたい、傲慢など、
百害あって一利なしですが、ここを間違っていました。
自分はプライドが高い方だとは思っていましたが、
正しいプライドと間違ったプライドを混同していたのです。
正しいプライドとは、イチロー選手の生き方などが参考になりますが、
高いプロ意識でクライアントに対して最高の仕事をこころがけること。
それも独りよがりではなく、真に役立ち喜ばれることだと気づきました。
わかったからには、今後、自分の悪しきプライドを徹底的にぶっ壊します。
心のクセ(傾向性)を直すのは一朝一夕には行かないのですが、
気づかないことには何も始まりません。ですから気づくことは大切です。
あとは、気づいてはつぶしという具合にくり返し継続していくのみです。
『第3の秘密「愛になれ」』
(「愛になれ」とは)
「愛になれ」とは深いことばです。
著者がいう愛とは、好きという愛の感情のことではなく、
愛情をそそぐ人間になるという選択のことを指しています。
そして、具体的に3つの方法で活用できるといいます。
・自分自身を愛する選択をする。
・身近な人たちに愛情を持って接する選択をする。
・あらゆる人たちに対して愛になる選択をする。
さすがに賢人たちの共通項ですね。とてもハイレベルな内容です。
キリスト教国の賢人たちですから愛についての洞察が深いのでしょうか。
(自分自身を愛する選択をする)
まず、自分自身を愛することが必要だといいます。
「自分は価値ある人間だと思わないかぎり、ぼくたちは幸福を見つけることができない。
自分を愛さなければ、精神的に健康な人間になれないからだ」とあります。
全く同感です。仏教でも自分の仏性を見つけられなければ
他人の仏性も見つけられないといわれます。これはおそらく同じことでしょう。
ですから、まず自分を愛することが大切です。
「自分を愛する選択をしたら、注意深く自分に栄養を与え、
わが身を励ます方法をとってみよう」と書かれていますが、
このあたりは、さらっと流せない重要な部分です。
参考になる話としてナバホ族の祖父が孫にする伝説の話が載っています。
ときどき、こころの中でケンカが始まり2頭のオオカミが闘うというお話です。
1頭は邪悪なオオカミ、そしてもう1頭は善良なオオカミです。
邪悪なオオカミは、怒り、嫉妬、悲しみ、強欲、罪悪感、劣等感、優越感などを現し、
善良なオオカミは、喜び、平和、愛、希望、謙虚、共感、思いやりなどを表しています。
祖父の話をひととおり聞いた後、孫が問います。「どっちのオオカミが勝つの?」
祖父は答えます。「わしが餌を与えることにしたオオカミさ。」
これは、とても分かり易いたとえ話です。
そして、もう一段上に、
自分を愛するように他人を愛するという段階があるのです。
(身近な人たちに愛情を持って接する選択をする)
ここでも、参考になるお話しを引用しましょう。
ある、老人の後悔話です。
「わしは、人生の大半をモノに費やしてきた。自分の優先順位の中で、
人はモノよりずっと優先順位が低かった。だがね、今になってわかったよ。
老人ホームにはわしのBMWは訪れてくれんのだ」
その通りでしょうね。
しかし、この話のもつ意味がわかり、理想的な姿を知っていたとしても、
人間関係を優先し愛情をもって人と接することは簡単ではありません。
忙しくなると心に余裕がなくなるからです。
しかし、本当に分かっている人なら、おそらく優先順位は間違わないのでしょう。
(あらゆる人たちに対して愛になる選択をする)
著者が発見した、もう一段上の段階ともとれる愛の選択があります。
「出会う人すべてに対して愛になる選択をし、生活の中で愛と優しさを選ぶ。
そうすれば、幸福の方がぼくたちを見つけてくれる。
ぼくたちが愛を与えれば、それは、幸福というかたちで戻ってくるのだ。」
なるほどその通りだろうなと思える悟りの言葉です。
これが継続してできる心境というのは、どんな感じなのでしょうか。
想像するに、かなり幸福感が高くないと難しいでしょうね。
それこそ、心の中の幸福のバケツが大きくて、
ちょっとぐらいこぼれてもびくともしないという確信がいることでしょう。
とはいえ、この境地はひとつの目標ですね。
ここを目標に、小さな気づきを積み重ねて、
「一歩一歩前進していくぞ」とと心に強く念じました。
(実践するための4つの質問)
第3の秘密「愛になれ」ここでも著者は、
実生活で実践するために毎週自問すべき質問を4つ挙げています。
1.今週、友人、家族、知人との関係に時間を割く余裕があっただろうか?
人よりモノを優先しなかっただろうか?
2.今週、身近な人に対して優しく接し、愛情を注げただろうか?
来週、もっと愛情を注ぐために、どんなことをしたいだろう?
3.今週出会った人、一人一人に、愛と優しさをもって接しただろうか?
通りすがりの人に対しても、自分が変化を起こせるよう、ふるまっただろうか?
4.今週、いいオオカミと悪いオオカミのどちらにエサをやっただろうか?
自分を元気づけてくれる人と時間を過ごしただろうか?
自分に対して愛情をもって行動しただろうか?
第3の秘密はいかがでしたか?これが秘密の核心部分なんだと感じました。
次回は第4の秘密「いまを生きよ」です。
--【今回のポイント】--------------
「自分も大切にし周りの人も大切にする」を心がけること。
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『人生の5つの秘密』ジョン・イッツォ著 マガジンハウス刊
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2009/07/post-2ec5.html
心の健康1~31
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/cat3795188/index.html
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