-心の健康-37-
『悩みに関する基本事項』
前回は「道は開ける」から「悩み」について学びました。
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/cat3795188/
今回も同書、第一部の悩みに関する基本事項から学びます。
(今日一日の枠のなかで生きよ)
明日のことは、細心の注意を払って計画し準備すべきであるが、
今日心配するには及ばないということが述べられています。
また、昨日の重荷に加えて明日の重荷まで今日のうちに背負うとしたら、
どんな強い人でもつまずいてしまうでしょう。というオスラー博士の言葉があります。
カーネギーは語ります。現代人の生活に対する最も恐ろしいことの一つは、
病院のベッドの半数が、累積した過去の重荷や、不安に満ちた未来に押しつぶされた
神経症や精神障害に悩む患者たちによって占められているという事実であろう。
また、一人一人が自問すべきポイントを何点か指摘しています。
・未来に不安を感じたり、現在の生活から逃避していないか?
・過去の出来事を後悔するあまり現在をも傷つけていないか?
・朝の起床時に24時間を最大限に活用しようと心に誓っているか?
・そして、いつから実行するのか?
つまり、余計な心配はせずに今日やるべきことに集中し全力をあげなさい、
という先人達の智恵。そして、無駄なエネルギーを使っていたら病気になるから
エネルギーロスを無くし、今日を充実させて健康的に生きていこう。
そんな日々を重ねていけば未来は自ずと開けていくというわけです。
わたしも、エネルギーロスだらけで、まるで燃費の悪い車のようでした。
この真理に気づいてからは本当に楽になりました。
もちろん、無駄なエネルギーを使わなくなったからです。
(悩みを解決するための公式)
困って、どうしようもない事態に陥ったときには、
本書にある公式を思い出すことをオススメします。
1.「起こりうる最悪の事態とは何か」自問する。
2.やむを得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟を決める。
3.それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力する。
確かに、これは効果がある方法です。
過去、悩みの渦中苦しんでいた時を思い起こせば、
この手順を踏めなかったために深みに落ちた苦い経験があります。
その時は、気が動転してしまい、
未来の不安が心に襲いかかってきて冷静になれませんでした。
毎日毎日、苦しみの日々が続きましたが、
最悪の事態を受け入れる覚悟ができたとたんに冷静になれたのです。
そして、できることからひとつずつ問題を片付けていきました。
すると、信じられないぐらいの短期間で全部かたづいたのです。
それまでに、「道は開ける」を読んでいたら、
もっと簡単に抜け出せたことでしょう。知は力なりは本当ですね。
(悩みがもたらす副作用)
「悩みに対する戦略を知らないビジネスマンは若死にする。」
といったのは、ノーベル医学賞のアレクシス・カレル博士です。
彼はこうも言っています。
「都市の喧騒の中で安らかな精神を保てる人は、神経性疾患に冒されることはない」
ゴーバー博士は「医師のもとを訪れる患者のうち7割の人は
不安や悩みを取り除きさえすれば全快できるのだ」と語っています。
その他、本書には南北戦争で有名なグラント将軍の頭痛が敵の降伏で治った話や、
ルーズベルト政権の財務長官のめまいの話など多くの事実が載っています。
最近では多くの研究者が腰痛や関節痛の7割は心因性だといわれていますが、
何のことはない、病気の7割は心因性だといっても過言ではないでしょう。
だからこそ、心の健康が大切なのです。心の健康が病気を防ぐからです。
(悩みについて知らねばならぬ基本的事実)より抜粋
このまとめは深いですよ。悩みのアドバイスとしても値打ちがあります。
とても役立ちました。みなさまもきっと役に立つはずです。
1.もし悩みと縁を切りたいならば「今日一日の枠のなかで生きる」こと。
未来のことを気に病まない。就寝時まで、ひたすらその日のために生きよう。
2.苦境におちいり行き詰まったときは、
a「問題が解決できないときに起こりうる最悪の事態は何か」と自問する。
bやむを得ない場合には最悪の事態を受け入れる心構えをする。
cそれから落ち着いて最悪の事態を好転させるように対処する。
3.悩みが健康という名の法外な代償を払っていることを肝に銘じること。
「悩みに対する戦略を知らないビジネスマンは若死にする。」
--【今回のポイント】--------------
悩みから逃れようとせず現実の悩みと向き合い解決しよう。
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『道は開ける』D・カーネギー著 香山晶訳 創元社
http://books.rakuten.co.jp/rb/item/1101902/
心の健康1~36
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/cat3795188/index.html
