頑固な肩・首こり解消法
肩こり分類の図 (岡田による)
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前回は『頭部うつ熱タイプの肩こり』改訂版でした。
今回は『3種類の頭部うつ熱』について解説しましょう。
第19話『頭部うつ熱タイプの肩こり3種類』
(3種類の頭部うつ熱)
※「うつ熱」というのは、特定の部位に熱がこもっている状態です。
したがって「頭部うつ熱」は頭に熱がこもっていることが原因で
肩こりをはじめ様々な症状を引き起こします。
・熱中症によるうつ熱
高温環境や頭部への直射日光他の悪条件が重なると熱中症を起こしますが、
初期には、頭部のうつ熱が現れます。
・頭脳の使いすぎ
頭がフル稼働でパソコン本体が熱くなっているような状態。
過度の思考や悩みなどで脳を使いすぎる場合などに起こります。
・冷えのぼせ(体温の偏在)
頭部は「うつ熱」しているが下肢など末端は低体温という状態。
手足が冷え頭に熱が滞り、体熱が偏っている場合に起こります。
・頭部うつ熱の原因
1.高温環境や頭部への直射日光
2.高血圧、脳圧亢進
3.長時間のパソコン作業や携帯電話使用などの電磁波障害
4.過度の頭脳労働や眼の使用など頭脳の酷使
5.怒りや悩みなどの精神ストレス
6.飲水不足
7.帽子などによる断熱
(熱中症によるうつ熱)
初期には、頭部のうつ熱が現れると書きましたが逆もあります。
それまでに頭部のうつ熱がある人は、熱中症にかかりやすいのです。
つまり、通常、熱中症の原因は、上の1だといわれていますが、
それだけではありません。本当の原因は2~7の場合も少なくないのです。
どういうことでしょうか。
頭部に熱を溜め込みやすい日常生活を送っていると、
慢性の頭部うつ熱となり、最後の引き金にあたるのが1というわけです。
ですから、この程度の気温でとか、ちょっと日光に当たっただけで、
熱中症になる人が存在するのです。
もし、そんな経験があったならば、それは2~7についての改善策を立てて下さい。
そうすれば、熱中症の危機を回避することが出来るはずです。
(頭脳の使いすぎ)
パソコンを使って長時間ストレスがかかる作業している人はうつ熱し易いです。
その理由は、大きく分けて2種類あり、電磁波障害と脳の使いすぎです。
電磁波障害の方は、以前と比べ環境は改善されています。
というのは、ブラウン管のモニターが姿を消しつつあるからです。
電磁波測定器で測ってもブラウン管と液晶ではかなり違います。
よく似た電磁波障害源に携帯電話があります。
携帯電話は、頭に近づけて使用しますので、
弱い電磁波でも局所的な頭のうつ熱につながりますし、
長時間使用による脳への電磁波障害はあちこちで指摘されています。
一方、脳の使いすぎによるうつ熱の場合は、
フル稼働しているパソコンと同じような状態なので理解しやすいでしょう。
実際パソコンを使ってうつ熱することは先にお話ししましたが、
それ以外でも、目の使いすぎ、思考のし過ぎ、過剰な精神ストレスでも起こります。
これらが原因で起こる頭脳の使いすぎによるうつ熱の場合は、
上の原因の1~6を見直して改善すべきは改善するようにして下さい。
(冷えのぼせ)
冷えのぼせとは、足は冷えているのに頭はほてっているという状態、
あるいは、手足は冷えているのに頭や背中にはうつ熱している状態をいいます。
体温が低体温の場合にも似たようなことは起こりますが、
その場合は、重要な部分の体熱を維持するために手足が冷えるという感じなので、
一箇所にうつ熱するわけではありません。
低体温の場合は、体温を上げる工夫が必要なことは言うまでもありませんが、
ここでいう冷えのぼせは、低体温ではなく熱の偏在による場合を指しています。
冷えのぼせの原因は、
体に良いとされる、頭寒足熱という環境の正反対の「頭熱足寒」にあります。
つまり、足下は温度が低いのに頭のあたりは温度が高いという環境です。
エアコンは四季を通じて、とても快適な環境を提供してくれます。
夏は、涼しいですが部屋は閉め切っていますので冷気は足下に溜まる傾向があり、
冬は、温かいですが、エアコンは通常部屋の上方にありますので、
エアコンで暖められた空気は上方に偏り足下は冷えるという熱の偏在が発生します。
そして、結局は「頭熱足寒」になってしまうのです。
もちろん、すべてエアコンのせいにする気はさらさらありませんが、
頭寒足熱の健康環境を作りにくいのが現状です。
ですから、その現状もふまえて対策を立てる必要があるわけです。
そして、このタイプの頭部うつ熱は、熱の偏在がなくなれば解消します。
(うつ熱タイプ別の肩こり)
熱中症や頭脳の使いすぎの場合は、首肩に熱を持つ肩こりが現れます。
「かっかする感じ」「冷やしたい感じ」「パンパンに張る感じ」の肩こりです。
実際に触ると、熱っぽいですし、パンパンに張っています。
しかし、冷えのぼせの場合は、ちょっと違っています。
「肩が詰まる感じ」「冷やしたくない感じ」があり、触ると熱感がありません。
また、「足の冷え」あるいは「手足の冷え」を訴えられていることが少なくありません。
実際触ると、自覚が無いひとでも、足先が冷たいということがほとんどです。
このように、同じ頭部のうつ熱であっても、その原因により症状は変わります。
ですから、原因を見据えた上で治療なり、解消法が必要となるのです。
次回は、3種類の頭部うつ熱と肩こりの解消法について解説します。
--【今回のポイント】--------------
頭部うつ熱といっても3種類のタイプがあり、肩こりの症状も異なる。
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頑固な肩こり解消法「所長の引き出しより」
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