頑固な肩・首こり解消法
肩こり分類の図 (岡田による)
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先週は『夏型の肩こり自力解消法』についてでした。
http://p.tl/aklp
今週は最終回『他力解消法』を解説します。
第28話『夏型の肩こり・他力解消法』
「夏型の肩こり」は、肩甲骨の周囲が硬くこるタイプと、
背骨の周囲が硬くこるタイプの2種類があります。
いづれも症状は似かよっており、
その特徴は関節と筋肉そして皮膚まで硬くなることです。
そして、痛い、息苦しい、動かしにくいなど不快な気分をともないます。
(他力解消法、この場合は治療法)
☆指圧・マッサージ及び整膚
☆吸い玉
☆胸郭整復
☆頭頚部冷却療法
☆鍼灸
☆1.3気圧以上の高圧カプセル
上の治療法の中から2~3種類を組み合わせて行っています。
ここで、それぞれについて簡単に説明しましょう。
☆指圧・マッサージ及び整膚
一番手軽で、どこでも受けられるのが指圧やマッサージですが、
この夏型の肩こりの場合は、ちょっとしたコツがあります。
それは、指圧によって主に背骨の関節をほぐし、
ゆらぎを使ったマッサージにより関節と筋肉、さらに皮膚をほぐしてやるのです。
皮膚とその下の筋膜の間にはリンパ液が流れています。
つまり、リンパ液は潤滑剤でもあるわけです。
しかし、運動不足や夏の疲れなどで皮膚が硬くなるとこりが悪化します。
この、リンパの流れを改善し皮膚をほぐしてやる方法を整膚といいます。
関節、筋肉、皮膚の3つを意識した指圧やマッサージが必要なのです。
ですから、漠然とマッサージしてもらっても改善しないケースもあります。
類似の方法としてアロママッサージも有効な方法です。
精油の持つ薬効を加え、皮膚の動きを改善するのに役立ちますので、
リンパの流れを改善し精油の薬効が筋肉をほぐします。
その他では、リフレクソロジーという足のツボを使う遠隔療法もあります。
脚の冷えやむくみなどをともなう方の場合は、この方法もよいでしょう。
☆吸い玉
吸い玉療法は、太古の昔から世界中で行われている療法で、
現在行っているのは、ドーム状のガラス製カップを使い、
局所の皮膚に押し当てた状態でエアーポンプで吸引し、
カップ内部を真空にし皮膚に吸着させる方法です。
夏型の肩こりの場合、硬くなっている部分のツボに吸着させ、
10~15分ぐらい放置すると、溜まっていた老廃物が皮下に吸い上げられ、
その結果、リンパや血液循環が良くなり、こりが短時間で取れます。
1週間ほど跡形は残りますが、1回の治療で即効性がありとても楽になります。
バックナンバー参照
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/cat3731808/index.html
☆鍼灸
皮膚が硬くなっているところ、ツボに針や温灸をすると、
気の流れや自律神経の働きが良くなり、その結果肩こりが楽になります。
身体に針を刺入することにさえ抵抗がなければ即効性がある方法で、
慣れれば、気持ちがよいと言われることが多いです。
☆胸郭整復
肩こりなどで、背中が捻りにくいほど全体が硬くなった状態では、
胸椎の上下脊椎間の連結である椎間関節をはじめ、
背骨と肋骨を連結する肋椎関節、
胸骨と肋骨を連結する胸肋関節まで硬くなります。
ちょうど、各関節がまるで錆び付いて動かなくなったようになります。
ふだん、胸郭は柔軟性があり呼吸を司っていますので、
これが動きにくくなれば、換気障害を起こし酸欠症状が出ます。
こうなると、マッサージや指圧だけでは解消させにくくなりますので
次の手が必要になります。
そこで行うワザが胸郭整復術という技術です。
背中側は、リダクターとヒットマッサーという特殊な医療器具を使い
問題箇所をひとつづつ整復していきます。
そして、胸部は身体の上下からウォーターバッグという医療器具ではさみ、
水圧を利用してソフトに整復していくのです。
この方法で、たいていの一過性の胸郭障害なら解消します。
☆頭頚部冷却療法
夏の疲れの数割は、頭や上部の背骨の周辺に熱がこもっています。
その結果、熱がこもっている部分の周辺筋肉が
パンパンに張っていることがあります。
こんな場合には、頭頚部の冷却がとても効果があります。
専用のクライオサーミアという医療機器もありますが、
私達は、1つか2つの水枕と4つの氷のうを使い関連部位を冷やします。
うつ熱があれば、40~50分冷やすと2kgの氷はすべて溶けて水になります。
この方法を短期間に2~3回行えば、たいていのうつ熱は解消させられます。
バックナンバー参照
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☆1.3気圧以上の高圧カプセル
高圧エアーカプセルは1.3気圧の気圧による圧力を利用して、
圧力釜で肉を軟らかくするようが如く身体をほぐす機器です。
圧をかけると体の隅々まで血液を送り届けられますし、
全身の細胞を整え潤滑を良くします。
正味1時間ほど入れば、ずいぶん体が柔らかくなります。
身体の持つ回復力は一定期間約2倍になるといわれていますが、
実際に骨折などケガの場合の実験では、その通りになっています。
効果は4~5日持ちますので週に2回使えば回復力は高いままとなりますし、
これを行った直後に他の療法を併用すると、さらに相乗効果が得られます。
バックナンバー参照
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だいたい夏型の肩こりについての情報提供は、こんなところでしょうか。
みなさまの肩こり解消の参考になれば幸いです。
来週からは、何時ものパターンに戻ります。
--【ポイント】----------------
夏型の肩こりの治療法はいろいろある。自分にあう方法を選ぶべし。
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夏型の腰痛もあります。思い当たる方はご覧下さい。
・夏型の腰痛 http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/cat3795068/
頑固な肩こり解消法1~27「所長の引き出しより」
http://kenkokagaku.typepad.jp/blog/2009/01/post-3c92.html
