頑固な肩・首こり解消法
肩こり分類の図 (岡田による)
http://p.tl/NNQk
前回は『精神ストレスタイプの肩こり治療法』
http://p.tl/cHUf
今回からは『内臓関連の肩こり』です。
第30話『内臓関連の肩こり』
(内臓関連の肩こりとは)
関連痛と呼ばれる痛みがありますが、
実際には内臓の病気や機能失調と関連した
痛みや感覚異常のことをいいます。
関連痛が起こるメカニズムは、
皮膚と内臓の痛みを中枢に伝える神経が、
脊髄で一緒になり、
まるで電話回線が混線したような状態
になり起こるといわれています。
この内臓からの関連痛を
肩こりとして認識している方が多いのです。
また、意外に思われるかも知れませんが、
内臓がある場所と離れているところに、
関連痛やこりが出ることもあります。
(具体的にこる場所とは)
関連痛として知られている場所は、
いくつかありますので上げてみましょう。
肝臓が悪くなると右肩甲骨のこりや痛みが
出ることは知られていますが、
同様に喘息や気管支炎では胸郭のこり、
つまり、胸と背中のこりや痛みが出ます。
また、横隔膜の障害があると、
両肩、胸や背中の上半分にこりや痛みが出ます。
心臓が悪い場合は、
左胸部や背部のこりや痛み、
左右の肩甲骨内側にこりが出ます。
肺が悪いと右の肩甲骨内側がこります。
これらは関連書にも載っていますが、
あまり載っていないところを補足しておきましょう。
肝臓や腎臓が悪くなると、
血液が汚れますので
血液が汚れると肩こりが出やすくなります。
胃の調子が悪くなると、
背中の真ん中あたりが張ってきますし、
おもに左側の肩から背中にかけてのこりが出ます。
婦人科系と肩こりの関係は、
ホルモンバランスとの関係が指摘されていますが、
実際にそちらの症状が改善すると
肩こりも楽になったという証言を聞きました。
(脳と関連する肩こりなど)
まずは脳と肩こりの関係です。
頭脳が疲れると僧帽筋というダイヤ型をした
首筋から背中上部の筋肉がこります。
上部の僧帽筋は車のラジエーターと同じような役目で、
頭脳に溜まった過剰な熱を逃がします。
ですから、熱感を伴って肩がこる場合が多いです。
鼻の調子が悪くなった時にも同様のこりが出現します。
また、目の疲れや不調と肩こりも関連があります。
上の場合とよく似ていますが、
目は脳の一部ともいえますので、
首のこりとして現れることが多いのです。
特に頭よりの首上部が硬くこるのが特徴です。
顎(あご)の調子が悪くなった場合は、
あごと首のバランスが崩れますので、
耳の下や首の後ろから横にかけてのこりが出ます。
バセドーなど甲状腺の機能障害がある場合や、
自律神経が失調している場合は、
首の付け根の両側がこります。
専門ではない分野なので駆け足で進みましたが、
あなたの肩こりの参考になりましたでしょうか?
次回は解消法です。
【今回のポイント】
内臓を丈夫にすれば多くの肩こりは楽になる。
頑固な肩こり解消法1~30
「所長の引き出しより」
http://p.tl/jYfe
