肩こり分類の図 (岡田による)
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前回は『内臓関連の肩首こり解消法』でした。
前号 http://p.tl/q4se
今回からは治療法です。
第32話『内臓関連の肩首こり治療法』
何らかの原因で内臓の機能は低下していても
まだ病気ではない状態を未病といいますが、
この段階であれば各種医療検査で異常が出ません。
ですから、医療の制約を受けずに手が打てますので、
治療の自由度は高く治療法の選択肢も豊富です。
ここでは、当研究所で実際行っている対処法を順次説明します。
まず、はじめは高圧カプセルからいきましょう。
(内臓機能を高める高圧カプセル)
2000年に高圧カプセルを自身で体験し、
03年から高圧カプセルを使っています。
もう7年間以上現場で使っていますので、
数多くの症例を見てきましたし、その効果も熟知しています。
高圧カプセルは高気圧エアー療法とも呼ばれ、
スポーツ障害やケガの治療などに使われています。
使用により、回復期間が短縮することは知られていますが、
内臓の機能回復にもよい結果が出ています。
(回復のメカニズム)
内臓関連タイプの肩・首こりは、
内臓の機能が回復すれば肩首のこりが軽減もしくは消失します。
たとえば、腎機能低下が関与する肩こりの場合、
高圧カプセルに入れば、
腎機能の回復にともないこりも楽になります。
その他、二日酔いの場合には、
カプセル終了直後には気分がスッキリし、
体調が一変、二日酔いが解消することが多いので、
肝臓機能に与える影響も小さくないと考えています。
また、もともと脳外科方面で研究されていた機器なので、
脳に与える影響は大きく、
受験生や脳梗塞などの既往がある方の利用が多いです。
では、なぜ圧力をかけると回復するのでしょうか?
これには2つの理由があります。
1つめは酸素効果です。
酸素は体内に常在していますが、
体内酸素の比率は水分と同様に
年齢とともに低下していき酸欠気味になります。
酸欠は各細胞の活力を失わせ老化や病気につながります。
高圧カプセルは、
ヘンリーの法則「気体は気圧の高さに比例して
液体に溶け込む」を利用して、
多くの酸素を身体の隅々に溶け込ませます。
実際、加圧時カプセル内の酸素濃度は約28%以上になります。
カプセル内の酸素濃度が高まることで
酸素が全身に行きわたり酸欠を解消させます。
2つめはレオロジー効果という圧力による効果です。
圧力が体に与える影響は、気圧変化による体調の変化が有名です。
低気圧に向かっているときに、体調や気分が悪くなり、
高気圧では逆に安定することが知られています。
このように圧力は体調に影響を与えます。
水深3メートル潜ったときと同程度の圧力により
細血管にまで血液が届くようになったり、
圧力により筋肉が柔らかくなるといった効果もあります。
カプセル内で約1時間横になるだけで、
細胞レベルから内臓、筋肉、関節などの機能を整えます。
(高圧カプセルが得意とする臓器)
高圧カプセルは、全身に均等に圧力がかかりますので、
全内臓に効果があるといえますが、
特に効果が実感しやすい内臓は、
脳、腎臓、肝臓など中身が詰まった臓器です。
肺や消化器系などの中味が空洞の臓器に比べ、
圧力の影響がダイレクトに出るからだと思います。
次回は骨格を調整し内臓を正す方法、
骨盤・胸郭・頚椎の整復術についてです。
【今回のポイント】
高圧カプセルは内臓機能を調整し肩首こりを回復させる。
頑固な肩こり解消法1~32
「所長の引き出しより」
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