〈歩行整体とは〉
歩行によって心や身体のゆがみを直し
様々な効果を得るための歩行療法であり、
歩行用ポールを使う4足歩行と、
2足歩行の組み合わせで成り立つ。
優れた運動療法・自己治療法であり、
病気の予防法・健康法である。
前回の内容は『いつ歩けばよいか』でした。
http://p.tl/05pP
今回は『歩行と脳内物質』について考えてみましょう。
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●24話『歩行と脳内物質』
(歩けば気分が楽になる)
40分強のノンストップ歩行を実践すれば分かりますが、
とても効果が高い気分転換法でもあります。
たとえば、イライラしている時やうつ状態の時など、
過去にいろいろと試してみましたが、
不思議と歩行開始後30分前後で気分が前向きになるのです。
今回は、その辺のところを考えてみたいと思います。
以前、歩行には3つの精神的効果があるというお話しをしました。
『心の健康に欠かせない歩行力』http://p.tl/u6VE
・歩行をすれば精神ストレスが抜ける。
・何ともいえない爽快感が得られる。
・心がポジティブな方向に向くということ。
これと少し重複しますが少し角度を変えて説明しましょう。
「歩けば気分が楽になる」は真理ですが、
それを証明する必要があると思いましたので、
その根拠となる専門家の見解にフォーカスします。
(歩行による脳内の変化)
ここでは、脳内の変化に注目することにしました。
『ウォーキングセラピー』有田秀穂著によると、
歩行とセロトニンの関係についての記述があります。
脳内にあるセロトニンは神経伝達物質で
脳の神経細胞を活性化し心を軽やかにします。
著者は、セロトニン神経を活性化させるのには
歩行などリズミカルな運動が必要だと説きます。
代表的なリズム運動としてウォーキングがあり、
ウォーキングは数日で効果が現れ身も心も軽くなるといいます。
また、呼吸とウォーキングに意識を集中させること大切とのことです。
『脳が生まれ変わる魔法のウォーキング』佐藤富雄著
の中で著者は、「ウォーキングを始めて20分も経過すると、
脳内でベータエンドルフィンやドーパミンという神経伝達物質が分泌されます。
これらは別名快楽ホルモンや脳内麻薬とも呼ばれる物質です」
また、40分程度続けているとセロトニンが分泌されるといいます。
セロトニンは興奮を鎮めるリラックス系のホルモンなので、
ドーパミンなどでハイになりすぎた脳を鎮めて調整します。
また、ルームランナーによる歩行は五感を刺激しないので脳には効果が低いようです。
セロトニンを活性化するためには日光の力が必要なので、
お二人とも、太陽の刺激の必要性を強調されています。
つまり、脳内の活性化には夜間歩行より朝がよいといえそうです。
もうひとつ、背筋を伸ばしてリズムよく歩くということも共通項です。
また、佐藤氏は、衰退に関わるホルモン「サイトカイン6」と
成長に関わるホルモン「サイトカイン10」についても触れられています。
歩行によりこの2つのホルモンが働き脳を活性化するといいます。
(歩行は脳に効く薬)
脳内で起こっている難しいことは分かりませんが、
リズミカルに一定時間歩くことで、
気分が前向きになったり明るくなったりすることは事実です。
専門家の記述を読んで考えるに、
歩行は脳に効く薬だと勝手に理解しました。
だから、こんなにもスッキリするのだと・・。
周りを見渡せば、何らかのストレスを抱えている人ばかりです。
もっと歩行の奥深さを体感していただければと思います。
そして、どうせ歩くなら、
よりメリットがある歩行をおすすめします。
中でも「歩行整体」は心と体にメリット満載の歩行法で、
「百利あって一害なし」だと我田引水的に考えています。
次回は、歩行とダイエットについてです。
【ポイント】
歩行は脳に効く薬がわりである。
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