肩こり分類の図 (岡田による)
http://p.tl/NNQk
内臓機能は低下していても
病気ではない状態を未病といいます。
未病は医療以前の段階なので、
対処の方法や選択肢は豊富にあります。
ここでは、日常行っている対処法を順次説明しています。
前回は『血液をキレイにする吸玉療法』でした。
今回は『鍼灸』です。
第36話『内臓を整える鍼灸』
(鍼灸とは)
鍼灸は説明の必要が不要なほどに広く浸透している療法です。
それもそのはず、鍼灸の歴史は古く、
中国は前漢の時代の書「黄帝内経」にまで遡ります。
その後も脈々と受け継がれて現在に至り、
現在日本では国家資格としての鍼灸師があり、
医師と鍼灸師が研究、施術しています。
鍼灸療法で使う鍼は注射針に比べ遙かに細く、
ほとんど刺激感を感じることなく刺すことができます。
一方、灸は長らく皮膚上のもぐさに火を付けて行っていましたが、
近年は、間接灸である温灸が主流を占めています。
私は長寿研究所を営んでいた祖父から引き継いで、
30年近く鍼灸療法を行っていますが、
いろいろな症状に対して有効なのでとても重宝しています。
五十肩をはじめとした関節の痛み、肩や腰の張りや痛み、
神経痛、リウマチなどに有効なことは知られていますが、
内臓機能に対してもよく効く療法です。
(なぜ内臓によいのか)
鍼灸は内科の慢性症に対してよく使っていますが、
経験則からは、心臓、肺、血管などの循環器系、
胃や腸などの消化器系、
腎臓や膀胱などの泌尿器系に効果があります。
そして、特に強いのが自律神経系統です。
では、なぜ鍼灸は内臓に効くのでしょうか。
それは、内臓に関連したツボが全身にあるということが一つ、
もう一つは、鍼灸は気の流れを調整できることです。
気とは、目には見えませんが肉体に宿るエネルギーです。
霊や魂とほぼ同じものを指していますが、
気という場合は肉体でいう血液の循環のように、
循環するエネルギーを指していると考えています。
電気や磁気を思い浮かべて頂くとイメージしやすいでしょう。
日常生活の中で、肉体的、精神的ストレスを受けたり、
また、ケガや不摂生などで気の流れに乱れが生じると、
気のめぐりが悪くなる部分が発生し、
それに関連する組織や臓器の機能が低下します。
例えば、心労が続いて胃潰瘍になったりします。
こんな場合に、胃に関連するツボに鍼や灸を行うと、
気の流れが良くなって胃の機能が正常化することがあります。
他の臓器の場合でも同様で、
臓器に関連したツボや調整ポイントが全身に数多くありますので、
それらを組み合わせて症状によって鍼や灸を使い分けるのです。
(内臓機能の異常による肩首こりの場合)
鍼灸は、このような内科的な症状に対して有効な方法なので、
当然、内臓機能の異常によって起こる肩首のこりや
腰痛に対しても効果があるわけです。
たとえば胃の調子が悪くなると、
背中の真ん中あたりから上がこってきますので、
こっているところと胃の機能に関連するツボに鍼灸を行います。
こんな感じで、こりの原因の内臓機能を調整し、
同時にこっているところの筋肉もほぐすことができるので、
3次元と4次元から同時にアプローチできる優れた方法です。
つまり、伝統的な療法でありながら一歩先を行く療法でもあるのです。
即効性があり副作用はほとんどないこともあり、
多くの人に支持され続けていますが、
霊界科学の解明が進めば、もっと普及すると思います。
次回は『整膚療法』です。
【今回のポイント】
鍼灸はこりをほぐし内臓をも整えることが可能な優れた療法である。
頑固な肩こり解消法1~36
「所長の引き出しより」
http://p.tl/jYfe
