肩こり分類の図 (岡田による)
http://p.tl/NNQk
内臓機能は低下していても
病気ではない状態を未病といいます。
未病は医療以前の段階なので、
対処の方法や選択肢は豊富にあります。
ここでは、日常行っている対処法を順次説明しています。
前回は『皮膚の整復』でした。
http://p.tl/bsy9
今回は『マッサージ療法』です。
第39話『マッサージ療法』
(マッサージの豆知識)
「いまさらマッサージ」と思うぐらい誰もが知っている療法です。
日本人でマッサージを受けたことがないという人は、
ほとんどいないのではないでしょうか。
ウィキペディアによると、
マッサージは、直接皮膚に求心的に施術することにより
主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技療法である。
マッサージは、フランスで生まれた手技療法を指すが、
同様の効果を得られるものとしてタイ式や韓国式のマッサージも便宜的にマッサージと呼ばれる。
とあります。
マッサージは明治時代に日本に入ってきましたが、
我が国では東洋医学のあんまや指圧と融合され現在に至っています。
また、日本では医師、あんまマッサージ指圧師の国家資格を持つもの以外は
マッサージ施術をしてはいけないことになっていますが、実際は関係なく行われています。
見方を変えれば、それぐらい誰でも身近に感じる療法だといえるでしょう。
しかし、その効果は決してバカにできないものがあります。
(医療とマッサージ)
マッサージの目的は、医療、慰安、美容、コミュニケーションなど、
その目的により、施術方法も様々に分かれますが、
医療やリハビリを目的としたマッサージについては、
やはり基礎的な西洋や東洋医学の知識があった方が的確な施術ができます。
日本の医療機関でもリハビリの一環として施術されている施設は多いですが、
アメリカの病院では補完代替医療の活用が日本より相当進んでおり、
中でもマッサージ療法は一番浸透度が高い療法のようです。
アメリカ病院協会の調査によると補完代替医療を活用している病院の割合は、
1998年には7.7%なのに2007年には37.3%に達しています。
そして、それらの病院の71%がマッサージ療法を治療に活用しています。
その目的は、ストレス緩和71%、疼痛管理66%、がん患者へのサポート57%、
妊婦へのマッサージ55%、物理療法のリハビリの一環として53%、
身体を動かすトレーニング45%、対症療法的治療41%となっています。
出典 http://d.hatena.ne.jp/appleflower/20100902/p1
(上手なマッサージで機能回復)
つぎに、肩首こりとマッサージについて考えてみましょう。
マッサージ療法を行うことによって、
内臓機能低下による肩首こりにどのように作用するのでしょうか。
これは、上記のように静脈系血液循環やリンパ循環の改善させるからですが、
そんなことは全く考えずに筋肉を揉んでいるというレベルの施術者もいますし、
長い時間揉むことがいいことだと考えている人もいます。
場当たり的な施術の場合は別として、
治療レベルでマッサージを行う場合は目的が明確なので、
気持ちがいいというレベルでは済まされません。
内臓の機能低下による肩首こりの改善が目的の場合は、
症状を経過を聴き、触診などの検査をした上で、
前に説明したような内臓と関連した部位のこりをほぐし、
血液、リンパ、そして気の流れを整えます。
それによって、内臓機能が改善し肩首こりも解消します。
最後に一言、けっして力が強ければいいのではありません。
強すぎるマッサージの弊害は「もみだこ」といって、
皮膚や筋肉の組織を固く変性させ肩こり症を製造しています。
いままで、多くの過剰マッサージによる犠牲者を見てきました。
マッサージを受けた翌日の調子がいい、つまり結果がよい事が大事です。
上手なマッサージをしてくれる施術者を探して下さい。
次回は『リフレクソロジー』です。
【今回のポイント】
たかがマッサージされどマッサージ。つまりクオリティが大事。
頑固な肩こり解消法1~39
「所長の引き出しより」
http://p.tl/jYfe
