肩こり分類の図(岡田による)
http://p.tl/NNQk
前回は『夏型の肩こり』でした。
http://p.tl/_Wo_
今回はその対策です。
第41話『夏型の肩こり対策(自力編)』
(キーワードは熱と自律神経)
夏型の肩こりは高温環境や自律神経系統の疲労によって起こります。
また、熱中症の前段階ともいえます。
ですから、自力で解消する方法のポイントは熱取りと自律神経の調整です。
この二つの方法を上手く織り交ぜて使うことが必要です。
「夏型の肩こり」は、頭から首のこりと不快感、
肩甲骨の周囲が硬くこるタイプ、
首から背骨の周囲が硬くこるタイプの3種類があります。
また、それらの複合型が存在します。
(最善の策は歩行と冷却)
これに対して、自力で対処する最善の策は歩行と冷却の組み合わせです。
夏型の肩こりに対してはポールを使う必要はありません。
肘を曲げランニング姿勢で腕を振って歩くことで肩甲骨が動きます。
肘を伸ばして歩いても肩甲骨はほとんど使いませんが、
肘を直角に曲げて歩くことで自然に肩甲骨が動き、
30分以上続けて歩くことで肩甲骨の周りがほぐれるのです。
また、それだけ歩けば発汗を契機に全身が活性化され、
体内にこもったうつ熱は発散することで解消に向かい自律神経は安定します。
そして、一番調子の悪いところは歩くことで逆に熱が出ます。
この場所は、ひとによって違います。
骨盤であったり、背中であったり、首の付け根であったりします。
ですから、歩行終了後ただちに痛みや不愉快な場所を氷のうで冷却します。
冷やすポイントは冷やして一番気持ちいいところですから、
分からない場合は、氷のうを当てる場所を動かしながら探して下さい。
また、冷やす時間は15分程度、つまり熱が引けば終わりと考えて下さい。
(次善の策は入浴)
歩行が、最善の策ですが、
この暑い中で歩くのはとても無理という方には次善の策があります。
これは、オーソドックスな方法ですが入浴です。
「何だ入浴か」とガッカリされる方もいるでしょうが、
実は、入浴は素晴らしい自律神経の調整法なのです。
夏型の肩こりの人を多く見ていて気づくことは、
シャワーで済ませている人がほとんどだということです。
これは、まことにもったいない話です。
シャワーは、身体の表面をなでるが如く刺激しているに過ぎず、
全くといっていいほど、自律神経の調整にはなりません。
お湯につかってこそ、身体の中にこもっているうつ熱を発散させて、
表面と内部の温度を調整し、自律神経をも整えるのです。
ですから、歩行と冷却が不可能という方には、
せめて、一日おきの入浴だけでも実行していただきたいと思います。
また、この時期、入浴する場合は、湯温計があればさらにグッドです。
というのは、体内に熱がこもっていたり、体表面が冷えたりしている場合は、
お湯の温度が分からなくなっている場合があります。
我が家での実験ですが、
娘がやや熱中症気味の状態で入浴した際に、
46度のお湯を熱く感じずに入浴したということがありました。
私も、やや夏ばて気味の時に45度の湯温の湯船に普通に入った経験があります。
それが、不思議と熱く感じないのです。
これは、身体に熱がこもっているときや、
自律神経が失調しているときに見られる反応ですので、
温度計があれば客観的に確認でき助かります。
(一日一回は汗をかく運動時間をとること)
歩行や入浴が苦手という方には、その次の策があります。
それは、掃除でも家事でも何でもいいですから、
クーラーを付けずにまたは野外で汗をかく時間を作ることです。
スポーツクラブで運動しても夏ばて解消策にならないように、
クーラーのもとでいくら運動しても効果は低いです。
せめて1時間程度はクーラーで冷えていないところで身体を動かし、
十分汗をかいて下さい。
これだけでも、何もやらないよりは効果があります。
(頚部の氷水による冷却)
さらに、上のすべてに共通していますが頭部の氷冷があります。
ポイントは、頭や首を冷やすことではなく、
局所にこもっている熱を抜くことです。熱取りです。
たとえば、ゴム製の氷枕の場合は、頭の熱が抜けると同時に湯たんぽ状態となります。
つまり、頭にこもった熱が抜けて氷枕に熱が移るわけです。
氷枕が湯たんぽに変われば、枕をどけて終わりです。
このように、熱交換として考えていただければよく分かると思います。
頭を冷やすのではないのです。余計な熱を取り去るのです。
そのための最適器具はゴム製の氷枕ですが、
それが面倒な場合は商品名アイスノンピローでもよいでしょう。
それらを使って寝て下さい。
これをやるだけでも、夏型の肩こりには効果があります。
・ゴム製水枕(氷枕) http://p.tl/5CxO
・アイスノンピロー http://p.tl/J0Rd
(その他の方法)
あとは、補助的な方法ですが、
植物マルチミネラルやクエン酸、高濃度水素水も有効な方法です。
詳しくは、過去に紹介していますのでご参照下さい。
・植物マルチミネラル http://p.tl/uUE9
・クエン酸 http://p.tl/cTkK
・高濃度水素水 http://p.tl/PPLa
・夏型の肩こり自力解消編2010
今号と一部重複しているところはありますが、
少し切り口が違いますので気になる方は参考にして下さい。
http://p.tl/aklp
次回は『夏型の肩こり対策・他力編』です。
【今回のポイント】
夏型の肩こりは自力で解消できる
頑固な肩こり解消法1~41
「所長の引き出しより」
http://p.tl/jYfe
