肩こりの分類(岡田による)
http://p.tl/NNQk
前回は『夏型の肩こり対策(他力編)』でした。
http://p.tl/Z4p
今回からはこのシリーズ全体の補足です。
『姿勢タイプの肩・首こり』第4話~第6話
http://p.tl/iQii
第43話『姿勢タイプの肩・首こり補足説明』
この肩・首こりの分類の中で一番多数派が姿勢タイプです。
というよりも、原因は他のタイプであっても、
姿勢の改善を必要とする症例が多いというのが実態です。
つまり、姿勢タイプの肩・首こりは、
他のタイプと重複していることが多いわけです。
医学博士の松井孝嘉氏はうつむき生活による
首こり病「頚筋症候群」が、
自律神経失調症をはじめ、
数多くの病気を引き起こしていると指摘されています。
そして、入院などで首こり病を治せば病気も治る、
という内容のことを発表されています。著書多数。
このように、たかが姿勢と思うなかれ、
実際、姿勢が原因で不自由な生活をされている方が多いのです。
代表的な悪姿勢を例に説明してみます。
(腰から肩までこる最悪姿勢)
腰から肩まで丸ごとこる姿勢というのがあります。
代表的な姿勢を2つあげましょう。
・座位で骨盤が寝た姿勢
これは、どんな姿勢かというと、
腰をイスの奥まで深く座らずに背中が丸くなっている姿勢です。
浅く座っているので背もたれにもたれると、
自動的に骨盤が後ろ側に倒れてしまいます。
そして、背中が突出して丸くなり首から上は前方に飛び出します。
これは最悪の姿勢で尾骨から骨盤、背骨全体が強くこります。
骨盤が後ろに倒れると尾骨を圧迫するので
脳脊髄液の流れが悪くなりますし、
骨盤と腰椎の連結も悪くなり、
背骨の両横を縦に走る筋肉群もビンビンにこります。
さらに、首の前から横の筋群が緊張して疲れますし、
首の後ろを縦に走る筋群も強いテンションがかかります。
・うつぶせで本を読む姿勢
この姿勢はそんなに悪くないと思っている人が多いのですが、
現実は大間違いといえます。
腕で肩を支えますので肩甲骨の周りがパンパンに張ります。
もちろん、腕の付け根あたりも強くこります。
そして、顔は前下方を向きながら頭を後屈しますので、
首の後ろ側の筋肉と関節に負担がかかります。
さらに、腰までの背筋群はすべて緊張しますので、
数分間ならまだしも長時間に渡る読書などしますと、
ぎっくり腰から首の寝違えまで、
こりを通り越して痛めることも少なくありません。
(タブレットPCには要注意)
最近タブレットPCが増えてきました。
スマートフォンを巨大にしたような形で重みもあります。
このタブレットPC使い方を観ていますと、
仰向けに寝転んで両手でタブレットPCを見ながら操作したり、
うつぶせで本を読むが如き悪姿勢で操作したり、
自由に持ち運べ、どんな姿勢でも使える便利さと裏腹に、
肩や首のこりが悪化する可能性大です。
座位ではタブレットPCを机の上に置いて操作していますが、
キーボードと画面が一体で離れていませんので、
とても窮屈な姿勢で操作されています。
これは、前屈みの窮屈な姿勢で肩・首こりを増産した
あのノートPC以上の弊害が予測されるのです。
今後はタブレットPC使用時の姿勢が、
腰痛や肩・首こりを増やす気がしますのでご注意下さい。
タブレットPC使用時に、首、肩、肩甲骨周り、背中、腰などを
可能ならば、周りの人に触ってもらって下さい。
固くなっているところは力が入ったままですので、
まもなく習慣性のこりになることが予想されます。
まずは、現状把握が大事です。
自覚するところから始めていきましょう。
それが、肩こり解消と防止の第一歩となります。
次回は、姿勢が原因の肩・首こり解消法の補足説明です。
【今回のポイント】
姿勢が原因の肩・首こりは、まず原因の姿勢の発見から始まる。
頑固な肩こり解消法1~43
「所長の引き出しより」
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