肩こりの分類(岡田による)
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前回は『ストレートネックは姿勢が原因』でした。
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第47話『頚椎・顎タイプ肩・首こりの治療法』
(頚椎・顎タイプの肩・首こりとは)
頚椎や顎関節の障害が原因で起こる肩・首こりのことです。
さらに細分化すると下の4つに分かれます。
・むちうち損傷後遺症の肩・首こり
・肩・首の寝違い損傷後に起こる肩・首のこり
・顎関節症など顎関節の障害にともなう肩・首こり
・ストレートネックによる肩・首こり
(治療法)
・むちうち損傷後遺症の肩・首こり
(安全性が高い頭軸圧整復術)
関節や軟組織も痛めない方法として頭軸圧整復術があります。
この頭軸圧法は、頭から圧を加える方法で、
頭骨、頚椎、軟組織をひっくるめて回復させる整復術です。
ボキボキすることなく、数kgの軸圧を数回加えるだけなので、
繊細な首に対して最も安全な治療法だといえます。
回復期で炎症症状が残っているむちうち症状でも、
患部の氷水による冷却法と組み合わせると、
最高のパフォーマンスが得られます。
(何年も経つ慢性のむちうちは)
10年も20年も治らずに放置されているむちうち症状は、
関節の変形やこわばりなど関節機能の低下が著しいです。
また、動きが悪くなったままの関節は、
関節内に「いばり」ができ錆び付いたようになります。
この関節内の「いばり」は、骨棘ともいわれます。
そして、ザラザラ、トゲトゲして関節の動きの障害しますが、
運動、体操やマッサージなどではとれません。
これが肩・首こり解消のネックになっていることがよくあります。
安全に、この「いばり」を取る方法は、
軽度では超音波によって関節内をマッサージする方法、
アクチベーターなどの振動器具を使う方法があります。
確かな診断力が必要ですが、これらが安全で確実です。
このようにして、くり返し「いばり」を取れば、
関節の滑りが正常化し、健康な関節機能が甦ります。
・肩・首の寝違い損傷後に起こる肩・首のこり
寝違い損傷後に慢性の肩・首こりに移行する場合は少ないですが、
そうなる場合は、むちうち後遺症と同じような経過を辿りますので、
むちうち後遺症と同様の治療を行います。
・顎関節の障害にともなう肩・首こり
歯の治療が原因で顎関節症を起こした場合は手が出せませんが、
その因果関係がなければ、治療は比較的簡単です。
多くは顎関節と頚椎の関節の滑りを正常化させれば治ります。
慢性症で顎関節の損傷程度が強い場合は、
ナイトガードというマウスピースを使用したり、
骨盤をはじめ全身の調整が必要なこともあります。
・ストレートネック
解消法は前回説明の「姿勢の矯正」「体操療法」と
「木枕」の使用だけでも良いのですが、
より速く治すためには治療が必要です。
ベストは治療と自宅ケアの併用です。
一番有効なのが、前述の頚椎の頭軸圧整復術です。
これにより、頚椎の生理的カーブが復元可能です。
そして、関節に「いばり」があり固くなっている場合には、
振動治療器を使って関節面を滑らかにします。
背中や腰までストレートで固くなっている場合は、
背骨全体をほぐしてやる必要があります。
このようにして、頚椎のカーブを復元したうえで、
普段の姿勢を見直し、首の体操で筋力と柔軟性を保ち、
木枕でくり返し矯正し悪化する隙を作らないようにします。
(各タイプ共通の治療法)
これらに共通の治療法は、頚椎を中心に整復術が一番有効です。
そして、関節が固くなっているところに対しては振動治療器、
背骨全体の関節の繋がりを改善するためには、
リダクターという復元治療器がとてもよく効きます。
その他、皮膚の滑りが悪い場合には、皮膚の整復術、
筋肉が固くなっている場合は、
鍼や吸い玉療法、マッサージも行うと良いでしょう。
次回は『胸郭タイプ肩こりの補足』です。
【今回のポイント】
首や顎の関節や皮膚、筋肉を調整する治療は回復期間を短縮する
頑固な肩こり解消法1~47
「所長の引き出しより」
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