〈歩行整体とは〉
歩行整体は歩きながら身体のゆがみを直し、
病気の予防や健康化に役立つ運動療法です。
その方法は歩行用ポールを使う4足歩行と、
ポールなしの2足歩行を使い分けて行います。
前回は『精神ストレスタイプ肩・首こりの歩行整体』でした。
http://p.tl/28gf
●第37話『内臓関連、肩・首こりの歩行整体』
(内臓関連、肩・首こりとは)
何らかの理由で各内臓の機能が低下すると、
首肩~背中~腰の各内臓と関連のある部位に
関連痛と呼ばれる痛みやこりが出現します。
関連痛やこりが起こるメカニズムは、
皮膚と内臓の痛みを中枢に伝える神経が、
脊髄で一緒になった際にトラブルが起こり、
まるで電話回線が混線したような状態となり、
その結果痛みやこりが出るといわれています。
この内臓からの関連痛やこりであっても、
平凡な肩こりとして認識されている方が多いのです。
また、意外に思われるかも知れませんが、
肝臓などのように内臓がある部位と離れた場所に、
関連痛やこりが出ることも少なくありません。
(これらの肩・首こりと歩行整体)
歩行整体は内臓関連の肩・首こりには抜群の効果があります。
その理由をお話ししましょう。
ポイントは4点ありますので簡単にまとめます。
1.血行が良くなることで疲労物質を迅速に取り去ること。
2.歩行は代表的な有酸素運動なので局所の酸欠を解消できること。
3.歩行整体が持つ整体効果により、
骨盤、股関節、背骨が調整されることで内臓の歪みが解消すること。
4.各内臓に最適な歩行スピードで歩くことにより、
各内臓をダイレクトに機能回復させられること。
こんなに多くの理由があるのです。
(臓器の機能を回復させるスピード)
4.の臓器別の回復促進に最適なスピードについては、
ピンと来ない方が多いでしょうから具体的に解説しましょう。
たとえば、胃や腸など消化器系の臓器は「緩やかな歩調」。
腎臓や膀胱など泌尿器系の臓器では「通常歩行」。
心臓や肺、呼吸循環器系の臓器の場合は「やや速歩」。
健康増進目的やすべての臓器を調整し鍛えるには「速歩」。
こんな具合に最適なスピードがあるのです。
参照「各内臓を元気にする歩行速度」
http://p.tl/hWj2
参照『歩行と脳』吉田勧持著
(歩き方のコツ)
スピードが遅い歩行の場合は、肘を伸ばして歩きますが、
速歩では肘を直角に曲げ腕を後ろに引くように振ります。
くり返し言っているように、
一番効果的な歩行時間は40分あまりですが、
理想と現実が解離している場合は無理は禁物です。
かかりつけ医の助言を考慮したうえで、
ご自身の体力と相談して行うのが良いでしょう。
ポールの使用については、
体力がない方はポールを使うと四つ足で安定感がありますし、
体力が充分な方の場合はより負荷をかけることができますので、
歩行スピードとともに検討する必要があります。
【ポイント】
内臓機能を回復させるためには歩行速度とポール使用を合わせて検討する。
参照「内臓関連の肩・首こり」第30~39話
http://p.tl/dQKJ
次回は「肩・首こりの歩行整体のまとめ」です。
●歩行整体バックナンバー
http://p.tl/vfDO

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