前回は『胸郭タイプ肩こりの治療』でした。
http://p.tl/EFGo
第49話『骨盤・股関節タイプ肩こりの補足』
(骨盤・股関節タイプの肩・首こりとは)
・ゆるみ腰・開き腰
・締まり腰・かみこみ腰
・股関節障害
このタイプの肩・首こりは、骨盤がゆるむ系統と締まる系統、
さらに股関節の障害の3種類に分けられます。
これらの障害が肩や首に直接影響するのです。
・ゆるみ腰・開き腰
ゆるみ腰は骨盤の仙腸関節がゆるんで不安定を起こしていますので、
仙腸関節を適度に締めてやるのが一番理にかなっています。
開き腰は、ゆるみ腰状態から腸骨が外方に開いた状態です。
つまり「正常」→「ゆるみ腰」→「開き腰」の順に進行します。
・締まり腰・かみこみ腰
締まり腰は仙腸関節が締まりすぎた状態をいいます。
かみ込み腰は仙腸関節が締まりすぎ緩まなくなった状態です。
つまり「正常」→「締まり腰」→「かみこみ腰」の順に進行します。
・股関節障害
ここでは股関節の病気ではなく機能障害を指しています。
機能障害の原因は疲労や運動不足、捻挫などにより、
大腿骨頭と寛骨臼の位置関係、かみ合わせがずれることで起こります。
また、股関節障害が出ると反対側の肩がこります。
参照『骨盤・股関節タイプ肩・首こり』第14~17話
http://p.tl/aTdS
(解消法の補足)
・ゆるみ腰・開き腰の場合
質の良い歩行が一番ですが説明済みなのでここでは省略します。
16話『骨盤・股関節タイプ肩こり解消法』 http://p.tl/4HJM
もう一つ良い体操があります。
それは、推薦書籍で紹介した腰割り体操です。
『お相撲さんの“腰割り”トレ-ニングに隠されたすごい秘密』
http://p.tl/QQdo
この体操は腰割だけですから1種類の体操です。
イチローがやっていますので有名ですが、
シンプルなほど奥が深く難しいという現実があります。
形だけまねをしても、
ポイントを押さえていなければ全く効果が出ないばかりか
悪化したりしますので注意して下さい。
この体操をやれば急に柔軟性が増すわけではなく、
続けると効果が出ますので、
直った後の予防のためにも習慣づけることが大切です。
・締まり腰・かみこみ腰の場合
締まり腰は歩行で直すことができますが、
かみこみ腰になると、何をしても即効性はなく、
むしろ悪化させてしまうリスクの方が高くなります。
この場合は、仙腸関節の整復術、
あるいは、かみこみ側の仙腸関節をゆるめる何らかの方法が必要です。
自力での解消法よりも治療してもらう方が
圧倒的に良い結果が出る確率が高まります。
・股関節障害の場合
股関節障害の場合は体操療法が功を奏します。
真向法という昔からある体操がよいでしょう。
これは股関節を柔軟にする4つの体操からなり、
1回5分ほどで終わるシンプルな方法です。
すぐに柔軟にはなりませんので即効性はありませんが、
やればやるほど効いてきますし、
腰痛の予防体操でもあるので習慣づけると心強いです。
本やDVDが発売されていますし道場も全国にあります。
http://www.makkoho.or.jp/
もうひとつの方法は、前述の腰割り体操です。
これも股関節を通じて腰まで整えることができますので、
大変優れた体操です。
真向法と合わせて行うとより効果が高まります。
次回は『冷えのぼせタイプ肩・首こりの補足』です。
【今回のポイント】
骨盤・股関節タイプ肩こり解消に「真向法」と「腰割り」は有効だ。

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